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お米には、それぞれ個性があります。その中から、自分が美味しいと思うブランドを見つけるのも楽しみの一つです。
スーパーなどでお買い物をする時には、お米の透明感、粒の大きさが揃っていることに注目するとよいでしょう。
お茶漬けやお寿司では、粘りが少なくご飯の粒がしっかりしたお米がおすすめです。お茶漬けの出汁や寿司酢と併せてもベタつかず、巻き寿司に包丁を入れてもご飯の粒が潰れずキレイな断面になります。また、焼飯やパエリアなどの料理にも、粘りが少ないお米が適しています。
【おすすめ一例】日本晴れ・ひのひかり・岡山産あさひ・秋田こまち
あっさりした旨みで、ご飯の味に飽きず、噛むほどお米の旨みが広がるタイプのお米です。
濃い味付けのメイン料理と一緒に食べるご飯には、粘りと濃厚な旨みのあるお米がおすすめです。
もち米に近い粘りと濃厚な旨みのご飯は、濃い味付けのお料理との相性がよく、少量でもお米の味をしっかり主張します。一粒一粒がふんわり柔らかい品種は、小さなお子さまにも「ご飯の美味しさ」に親しんでもらうことができると思います。
【おすすめ一例】ひとめぼれ・つや姫・こしひかり・ミルキークイーン
昔は「米を研ぐ」といって、何度も水を換えながら、ギュッギュッと手で強くこねるようにして、お米の表面についた糠を洗い落としていました。そうしなければ、炊きあがった時に糠臭さが残り、ツヤのない黄色いご飯になってしまったためです。
近年、精米技術は驚くほど進歩して、販売されているお米の表面に、昔ほど糠が残っていることはありません。つややかなご飯を炊くには、昔のように「研ぐ」ではなく、優しく洗うだけで十分です。
冷たいから、早く炊きたいからと、ぬるま湯を使う方いますが、美味しいご飯を炊くには、必ず水を使うのがコツです。
最近はお米を洗うための泡だて器のような器具も販売されていますから、手が冷たい・爪が長くて洗いにくいという方は、そのような器具を使ってみてはいかがでしょうか。
お米は、水に入れた時からどんどん水分を吸収します。適正な水分量でふっくらしたご飯を炊くためには、洗米の時に余分な水分を吸収させないことが大切です。
①
お米をボールに入れて、一気に冷たい水を入れ、軽くかき回して、水はすぐに捨てます。
②
手を茶筅のような形(卵を持った時のような形)にして、お米を8~10回ほどかき回すようにします。
③
水を注いで、軽くかき混ぜ、濁った水を捨てます。これを2~3回繰り返します
※水は白く濁ったままですが、白さのほとんどがお米の旨みですので、透明になるまで洗う必要はありません。
④
炊飯器にセットして、普通に炊飯してください。
※時間があれば15~30分ほど浸水させると、よりふっくらした美味しいご飯になります。